私たちが大切にしていることは、作り手の手の感覚、そして作り手の顔の見える取引です。
私たちは、村人たちとチームとして一緒に最高の品質を追い求め、公正な価格で取引することを実践しています。
直接、村人たち自身と相談し希望を伝えて、日本のみなさんや世界のみなさんに彼女たちの手のぬくもりが伝わっているんだよ、と感想を伝えながら喜びあいながら仕事をしています。
もちろん、最初は村の職人たちは私たちを正式な取引相手として信頼してくれませんでした。
自分たちが一生懸命に作った手作りの工芸品をきちんと扱ってくれるのか、見定めているようでした。
しかし、こちらの
「最高のヨガマットを作り、世界に一緒に広めていこうよ!」
という情熱が伝わり、私たちを仲間として信頼してくれるようになりました。
ブリーラムのこの村には、アープラさんをリーダーとする20名ほどの家族的な職人たちが集い、私たちのためだけに作った手作りのマットを提供してくれています。
私たちがヨガマットに求めるクオリティは、これまでの仕事の中で彼女たちが要求されてきたレベルをはるかに超えています。
なぜならヨガマットにはヨガマットの最適な仕様やサイズがあるからです。
ですから、村の職人たちも、始めは戸惑う側面もありました。
何度もやり直しを求められるうち、「なぜそこまでして・・・」と彼女たちからすれば理解できないという部分もありました。
しかし、何度も何度も、根気よく私たちがなぜ、その基準を求めるのか、世界を変えるために必要なことなんだ、と説明をしつづけて現在に至ります。
今では、注文が入ると、生産者組合のリーダーであるアープラさんの合図で職人たちは一斉に機織り機に取り掛かります。
「日本は大好きな国だから、もっと多くの日本人に私たちのマットを喜んでいただけるように頑張っていきたい」と、今では彼女も意気込んでいるのです。
そんな思いで作っているからこそ、是非、あなたにもこのヨガマットを選択肢にして欲しいと願っているのです。