人にも環境にも優しい、土に還るヨガマット。

今日は土に還るヨガマット「ハーブヨガマット」を手掛ける、宗冨美江さんにお話を伺います。

宗さんはハーブを取り入れたヨガを教えているヨガの先生でもありますが、先日、東京・日本橋馬喰町にハーブヨガマットのお店『ChochoGreen』をオープンさせたばかりです。

Question:土に還るハーブヨガマット…気になりますね。どんなものなのでしょうか?

宗 冨美江「ハーブヨガマットとは、ズバリ土の中に入れておくと分解されて土になるという素材でできているヨガマットです。こちらのマットはまずタイの村でホテイアオイを村の女性たちが採取して、それを編み込んでマットにしていきます。ホテイアオイというのは、沼のようなところで育つ水草です。結構長く何メートルにも背が高くなる水草で、雰囲気としては葦とかヨシとかみたいな素材なんです。お花は紫色の睡蓮のようなものが咲くんですが、英語ではウォーターヒヤシンスと言うので、ヒヤシンスっていうお花ですかね。はじめは緑色の生の植物なんですが、それを乾かしてに使っていくことで、かなり丈夫でクッション性のある良い素材なります」

稲葉友さん「このハーブヨガマットというものは、化学繊維は含まれていなくてホテイアオイという水草を乾燥させたものをタイの村の女性が手作りの織機で編み込んで作っているんですね。」

LiLiCoさん「いやーあたし、かなり興奮してるのよ。まずさぁ、かぁわいい!」

稲葉友さん「すごいですよね。そう、デザインがすんごい、いいの!」

LiLiCoさん「で、触ってみると、クッション性がすごい!この手作り感。すごいフカフカなの。すごーーーくやわらかい。手作りだから温かみがある!味がある!すごくないですか?」

稲葉友さん「手作りだけならよくあるかもしれないですけど、織機をまず手作りしてるんですよ。タイの女性が手作りの織機で編み込んで作っているんですよ。」

Question:宗さんは、どうしてハーブヨガマットを作ろうと思ったのでしょうか?

宗 冨美江「先ず、ロックスターが使えるようなヨガマットを作りたいと思ったんです。魂の叫びを受けて止めてくれるというのが、ヨガマットの性質だろうといった思いがありまして、その魂の叫びを癒やしてくれるようなヨガマットは無いかなと探したのですが、やはり無いので自分たちで作るしか無いという事で、ゼロから模索しました。ヨガは魂の宮殿ということを学び、そんな風な思いで自分の身体は扱いたいという気持ちがあったので、それに相応しいヨガマットを作るにはまず自然素材100%で作りたいというところから始まったのがキッカケです。私達のヨガマットのテーマは、自分のためのという感覚でご自分自身をお姫様にするようなイメージだったり、自分自身の夢を叶えるために瞑想やヨガを深めたといった方のものです。やはりワクワクするというものだったら、キラキラした自分というものを応援してくれるツールとして装飾やアートがあったり、本当に自分がスターだっていう事を感じられるものを作りたいという事で、やはり意識的に自分の心がアガるという事を目指したヨガマットがあってもいいんじゃないかというのが、私達の伝えたい事でもあります。」

LiLiCoさん「確かに、めちゃくちゃアガる。」

稲葉友さん「ロックスターが使うようなヨガマット、魂の叫びを受け止めてくれるヨガマット、ですね。」

LiLiCoさん「これに乗ったらロックスターになれる。」
稲葉友さん「そうですね。してくれる!」

LiLiCoさん「お姫様気分になれる」
稲葉友さん「上質ですもんね。」

LiLiCoさん「そう、ヨガクラスでみんなこれ、使ってやったらめちゃくちゃおしゃれ。端っこにすんごくかわいい布がついてるのね。これだったら私ヨガやる!」

稲葉友さん「これを入口にですね。」

LiLiCoさん「だって、私が今使ってるやつなんて体にくっつくもん。」

稲葉友さん「ヨガマットってこれまであんまり選択肢がなかったって聞いたんですけど。」

LiLiCoさん「ないないない、色だけだもん。」

稲葉友さん「こういうものに出てこられちゃうと・・・」
LiLiCoさん「もう、コレだよ!だって、これの上に乗ると床を感じないもん。それがいんだよ。これまでのヨガマットってやわらかいんだけど、床感じちゃうの。ハーブヨガマットの上に乗ったら私は別の人です。」

稲葉友さん「何それ?」

LiLiCoさん「ロックスター、LiLiCoザロック。」

稲葉友さん「矢沢さんが恐らく降りてきてる」

LiLiCoさん「ウフフフ、アタシに・・・。いやー、これはナイスアイデアだわ。興奮し過ぎちゃって、もう二つくらい買おうと思っちゃってる。」

稲葉友さん「やばい、今、寝ちゃったもんね。マットの上で。なんてすばらしい」

Question:このハーブヨガマットでヨガすることで、どんな気持ちの変化があるのでしょうか?

宗 冨美江「やはり座った時に完全に目をつぶるよりは、目を半可視という状態で鼻先を見るように少し開けておくんですね。瞑想する時には、そういう状態で空間をを眺めたときに、空間と一体化するっていうことがすごく大切な要素になってくるんです。その時にうっすらアートが見えてくる。特に輪を作ることをアートの中に入れるようにしてるんですけども、その輪の中に自分がいるっていう事で空間の区切り、門のような潜在意識の門を潜っていくようなイメージで瞑想を深めていけるという感覚を私は得てますし、やはりそれを多くの方感じてくださってる所です。座ってるだけで気持ちが良いようなそんな感じで円、真ん中に書いてます。」

稲葉友さん「潜在意識の門を潜っていくイメージということなんですね。いやーぼく、瞑想とか経験がない」

LiLiCoさん「私も落ち着きがないから。今、寝っ転がってみたんだけど、ボコボコ感があるから、膝とかついても痛くないの。ちゃんと支えるところ、支えるし。これだったら私、瞑想できるかも!」

Question:ハーブヨガマットの意外な使い方も教えてくれました。

宗 冨美江「タペストリーのように飾っていただいて空間を禅的な空間にしてやっていただいている方もいますし、お昼寝ののために使ってらっしゃる方もいますし、ペットのために使ってるって方もいらっしゃいます。あるいはサロンのセラピストさんでお客様に寝て頂いて施術をされている方だったり、そのことでよりリラクゼーション効果を感じてらっしゃる方たちもいらっしゃるので、やはり素足で畳の上を歩いている感覚を求めると思うので、そういう意味では本当にぴったりだと思います。」

LiLiCoさん「私、キッチンマットとバスルームに欲しい。踏んでるのが気持ちよくてー」

稲葉友さん「あと、一人がけのソファとかさ。横にしてもいいけど、縦に置いてさ。」

LiLiCoさん「じゃあ、来週から僕らの椅子の後ろにコレを広げて・・・。ね。だって、汗とか蒸れないもん。」

稲葉友さん「管理も意外としやすそうですもんね」

LiLiCoさん「美しいから、色使いがすごくかわいくて色彩がよくて見るだけでもかっこいいけど、触れて欲しいよね。」

>>インタビュー記事はこちらにも掲載されています